Nikonの第三世代ミラーレスカメラ,Z6iiiが発売されたので入手した.新世代の画像処理エンジンExpeed7及び部分積層型のCMOSセンサーを搭載しており,Z6,Z6iiでだいぶ不満が大きかったAFなどの処理速度が大幅に改善されている.発表された時から楽しみにしていて,予約して発売日に入手した.
2024年7月12日に発売された第三世代の中級機.フラッグシップのZ9が2021年12月24日,Z8が2023年5月26日に発売されて,いよいよ中級機クラスにも新しい技術が降りてきたということで待望だった.特に新型の画像処理エンジンExpeed7を搭載してAFや映像周りの機能が大幅に強化されている.センサーは画素数は2400万画素で据え置きながら裏面照射から部分積層型にアップデートされており,読み取り速度が向上している.エンジンとセンサーが更新されたことで,たとえば電子シャッターでの最高20コマ/秒や6K/60Pの内部RAW記録などを実現している.
細かいスペックはまとめ切れないので公式ページを参照してほしい.
開封
初代のZ6は中古で購入したので,新品でNIkonのZカメラを購入したのは初めてでワクワクする.同梱品は以下の通り.
・Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL15c(端子カバー付)
・ストラップ AN-DC26、USBケーブル UC-E25
・HDMI/USBケーブルクリップ、アクセサリーシューカバー BS-1
・接眼目当て DK-29
・ボディーキャップ BF-N1
大半の付属品はリセールのことを考えて箱の中で待機することになる(笑.Z6からの変化としては,バッテリーが一世代進化していることバッテリーチャージャーが付属しなくなったことである.テンションが上りすぎて開封時の写真を取りそこねたので後撮りの写真でお送りする.

本体デザインはZ6から大きく変更されている.本体サイズがZ6から大きくなり重量も100g程度増えているが,その分グリップも強化されて持ちやすくなった印象だ.
| 項目 | Z6 | Z6III |
|---|---|---|
| サイズ | 約134×100.5×67.5mm | 約138.5×101.5×74mm |
| 重量 | 675g | 760g |

一方でボタン類の数は同じでZ6と似た操作感を維持している.配置もほとんど同じで,長年カメラを作っているNikonらしい洗練されたエルゴノミクスだ.



その他ハードウェア面の変更点としてはZ6がチルト液晶だったのに対してZ6iiiはバリアングル液晶になっている.Z6iiiは動画機能も大きく強化されていて,より動画を重視したということだろう.

スロットはCFexpress type-B/SDとSDのダブルスロットになった.私は写真と動画をそれぞれ別カードに記録する形を取っている.バッファサイズも大幅にZ6から増えており,連射時に追加で撮影できないということがほぼなくなった.

Z6が対応していなかったUSB給電に対応したので長時間の動画撮影で使いやすくなった.端子はZ6から変わらずUSB-Cだ.

ファインダーの画素数も369万ドットから576万ドットにアップグレードされた.明るさも4000 cd/m2まで上昇し,Nikonのファインダーは元々見やすかったので不満はなかったが比べるとさらに見やすくなった.特に日差しが強くなりがちな登山ではありがたいのと,眼鏡をかけていても問題なくて助かる.

画像処理エンジンがExpeed7にアップデートされ,ソフトウェア面も大きく更新された.Z9,Z8という上位機種で培われたエッセンスが抽出されているのだろう.まず,カスタマイズ可能なボタンが大幅に増え,割り当てられる機能の数も増加している.ここはZ6が意味不明なくらい制限されていたので素直に良かった.
AF速度や低輝度撮影に強くなったのはもちろん,プリキャプチャー(シャッターを押す直前の画像を保存できる)や,ピクセルシフトによる高画素撮影にも対応した.私のようなライト層が使うのにはもう機能的には必要十分になったと思う.

動画も5.4K60Pや4K120P,6K60P内部RAW収録に対応し,最大動画撮影時間も125分に延長,画質も12bitになるなど別物のように強化された.Z6の動画機能ははっきり言ってSonyに比べて見劣りしていたのでZ6iiiで強化されて素直に嬉しいポイントだ.

私の持っているレンズとの組み合わせバランスは良好で,フロントヘビーに感じることもない.Nikonはカメラもレンズも全体的にSonyよりは重めなのだが,グリップが自分に合っているからなのか持っていて疲れないのはNikonの方だったりする.この辺は合う合わないの個人差がありそうだ.



まとめ
Nikon Z6と交代する形でNikon Z6iiiを購入した.前評判通りの超高性能カメラで,価格はだいぶ高くなってしまったが大満足だ.これから登山や旅行にたくさん持ち出して色々撮影していきたいと思う.


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