HHKB Studio キーボード インプレッション

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HHKBからまさかのメカニカル式のキーボード,HHKB Studioが発売された.ちょうどキーボードが必要になったタイミングで,気に入って使っているProfessional type-Sをもう一台買おうか迷ったのだがものは試しと思ってStudioを購入してみたので紹介する.

HHKB Studio 概要

製品詳細はこちらの公式ページを参照.

HHKB Studioには従来のモデルから大きく異なる仕組みが二つ採用されている.まず一つ目に,従来のHHKBの代名詞であった「静電容量無接点方式」ではなく,新たに独自の静音メカニカルスイッチ(リニアタイプ/押下圧45g)を採用した点が挙げられる.HHKB曰く静電容量方式に近い滑らかな打ち心地と静音性を維持しているとのことだ.Cherry MX 3ピン/5ピン互換のキーを採用しているため,通常のメカニカルキーボードと同様のキースイッチ交換(ホットスワップ)に対応している.ユーザーが各種のカスタマイズを自由にできるのが大きなメリットだろう.

二つ目はポインティングスティック,ジェスチャーパッド,マウスボタンを採用したことだ.これによりマウスを使うことなく,ホームポジションのままで全ての操作を実現できるようになった.

  • ポインティングスティック: キーボード中央に配置され、ホームポジションを維持したまま直感的なマウス操作を可能にする。
  • ジェスチャーパッド: 筐体の側面4箇所(左右、手前左右)にタッチセンサーを搭載。画面スクロール、ウィンドウ切り替え、音量調整、あるいは開発ツールのタイムライン操作などを直感的に割り当てられる。
  • マウスボタン:スペースキーの下部に3つのマウスボタン(左・中・右クリック)を搭載.通常のマウスボタンと全く同様に扱える.

その他,Professional Type-Sに搭載されていた機能は網羅している.接続はUSB Type-Cによる有線接続に加えてBluetoothによる最大4台のマルチペアリングに対応している.合計5台のデバイスをシームレスに切り替えて使用できる.

キー配列のカスタマイズも,専用の「HHKB Studio キーマップ変更ツール」およびDIPスイッチを利用すれば可能だ.さらにHHKB Studioではキー配列だけでなくジェスチャーパッドの挙動も詳細に設定できる.

デメリットとしてはProfessional Type-Sからさらに上がった価格を許容できるかが大きな問題だろう.定価で4万4000円はキーボードとしてはかなり強気な価格設定だ.とはいえ,Professional Type-Sにマウスを追加で購入することを考えるとコスト感は変わらない気もするので個人的には許容範囲だと思う.

開封

HHKBらしい黒基調のパッケージ.Professional Type-Sの時より高級感が増している気がする.

同梱品は本体に加えて交換用のポインティングパッド,USB-Cケーブル,単3電池だ.USB-Cケーブルは編み込み式で耐久力はありそうだが,謎にコネクタが大きいのがデメリットに感じる.電池はProfessional Type-Sは2本で良かったがStudioは4本必要になっている.

本体は日本語配列の墨を選択した.その他英語配列や雪(白)カラーもあるので好みに応じて選択できる.プラスチック製でビルドクオリティも高い.いつものHHKBクオリティという気がする.HHKB Studioの最大の特徴はマウスボタン・ポインティングスティック・ジェスチャーパッドの3つの機能を搭載したことだろう.その分大きくなったが使いこなせればProfessional Type-S以上の生産性を発揮する.

端子はUSB-Cで,電源スイッチもある.この辺はProfessional Type-Sと同じだ.

背面には高さ調整のスタンドとDIPスイッチ,電池の収納スペースを備える.背面のHHKB Studioの刻印が美しい...

まとめ

HHKB Studioを購入したので簡単に紹介した.実際の使用感はこれから使ってみてProfessional Type-Sと比較することになりそうだが,雑感としては特殊な操作系なので慣れるまでに習熟コストがそこそこかかりそうという予感がしている.メカニカルキーボードは打鍵には違和感はないが少しチャタリングしやすい気がする.この辺はもう少し使い込んでからまた紹介したい.

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