初めてのカメラα7Cを買ってから1ヶ月弱が経過した.
付属のレンズSEL2860(焦点距離28mm-60mm)は軽くて小さいので気に入っているのだが,水草や魚の写真を撮るのに使うのは難しいというのが今の所の感想だ.というのも,とにかく寄れない...マックスで寄ってこれくらい.
(ブラックネオンテトラ.ちょっと暗いのはご容赦下さい)
ブログに載せる程度ならトリミングしてこのくらいにはできるのであまり問題なくて,単純にPCで自分が見る時にもっと大きくなったらいいなぁという気持ちの問題ではある.
で,このレンズがどの程度まで大きいものを写せるか,というのは「最大撮影倍率」と言うパラメータで決まっている.最大撮影倍率が大きいもの程大きく撮れる.良く耳にするマクロレンズはこの倍率が1倍程度のものを指すようだ.比べるとSEL2860は0.16倍とあんまり寄れない.
そこで,値段もそこまで高くなく,かつそこそこ倍率の高いレンズとして,35mmの単焦点レンズ,SEL35F18Fを購入したので紹介する.
SEL35F18F 概要
SEL35F18Fは焦点距離35mm,F値1.8の単焦点レンズで,GやGMの高級ラインではない”普通”クラスのレンズである.F値の割に小型軽量なのが特徴で,スペックに癖もなく使いやすいレンズだ.今回注目したいは最大撮影倍率で,0.24倍とこの手の単焦点レンズにしてはかなり大きい.
| レンズ仕様 | ||
|---|---|---|
| 焦点距離(mm) | 35 | |
| レンズ構成 (群-枚) | 9群11枚 | |
| F値 | 1.8-22 | |
| 絞り羽根 | 9枚円形絞り | |
| 最短撮影距離 (m) | 0.22 | |
| 最大撮影倍率 (倍) | 0.24 | |
| フィルター径 (mm) | 55 | |
| 手ブレ補正 | – (ボディ側対応) | |
| 外形寸法 最大径x長さ (mm) | 65.6 x 73 | |
| 質量 約 (g) | 280 | |
開封
ソニーストアで新品を購入した.本当はマクロレンズを買いたかったのだが値段が倍くらいしたので諦めた(笑).SEL2860の最大撮影倍率0.16に対して今回購入したSEL35F18Fは0.24なので,面積的には(0.24/0.16)^2=2.25倍大きく写せるのでだいぶ違う.



付属のレンズよりも重い&大きい.ズームレンズでこのサイズ感って本当にSEL2860はすごい...

カメラにつけたところ. はじめの感想は「重いな」だった.SEL2860より100g程度重いだけだが,カメラにつけて持った時の体感としてはかなり大きな違いがある.やはりレンズが長い分だけ重心がずれているのかもしれない.ただし,数日間使っているとだんだん慣れてきた.このレンズでも全然軽い方なので,カメラを使っていく以上はこの重さに慣れていかないといけない.


レンズの機能としては,
- フォーカスリング
- Fnボタン
- AF-MF切り替えスイッチ
を備える.特に後者二つのコントールはSEL2860にはなかったので新鮮だったのだが,使ってみるとどちらも便利だった.特にα7Cはボタン数が少ないのでレンズ側で補えるのは大きい.

試写
いくつか水槽を題材に,どれくらい寄れるかのチェックをしてみた.どの写真も頑張ってほぼ最短撮影距離で撮影している.



感触としては水草を写すのには十分,魚のためにはもう一歩大きく写らないとという気がする.ブログ用にトリミングすればこれくらいに大きくできる.

(おまけ) ETUMI レンズキャップホルダー
SEL35F18F用のアクセサリーとして,ETUMIの安いレンズキャップホルダーも買ってみたので紹介したい.そもそもどういう商品かというと,無くしがちなレンズキャップをレンズに固定してしまおうという商品だ.右画像で説明すると,ゴムの部分をレンズに固定し,丸い部分(両面テープになっている)をレンズキャップに固定する.


レンズキャップに固定する部分は,前面は黒くなってて目立たないよう工夫されている.

SEL35F18Fにつけてみた所.レンズはもう少し太いものまで対応できそうだが,ゴム部分がかなり貧弱そうなので注意が必要な気がする.まあそもそも大きいレンズはレンズキャップも大きく,あまりこの手の製品で固定するのに向いてないと思うのでこれで良いのだろう.


ゴムをまとめる部分が割と大きいのでカメラやレンズによっては干渉しないように注意が必要だ.


耐久性は若干心配だがレンズキャップのことを気にしなくて良くなるアイテムだ.
まとめ
肝心の魚については素直にマクロレンズを買った方が良い気がしてきたものの(笑),水草は結構大きく写せるし,何より開放F値が小さいので暗くなりがちな室内で,明るさを気にせず撮影できるのがストレスレスで良い.
他にも倍率が高いことで,ブログに載せる機材写真も撮りやすくなった.机の上にものをおいて座ったまま自然に撮ることができるし,後ろが良い感じにボケてくれるので机が汚くてもあまり気にならない(笑

というわけで,しばらくは室内での撮影はこのレンズを使っていこうと思う.



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