Sony SEL40F25Gを購入

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Sonyの小型単焦点レンズ,SEL40F25Gを購入したので紹介する.このレンズは40mm F2.5という,地味なスペックながら非常に小型軽量(なんと173gしかない)でかつ描写も良いというレンズで,前々から欲しいと思っていたレンズだったのだがなかなか手が出ずにいた.今回2026年春のキャッシュバックでちょうどタイミングよく購入できた.

SEL40F25G 概要

SEL40F25Gは2021年4月23日発売のGレンズで,小型軽量なGレンズ三兄弟の一員である.

  • SEL24F28G(24mm F2.8)
  • SEL40F25G(40mm F2.5)
  • SEL50F25G(50mm F2.5)

明るさを抑えることで,画質を維持しながら小型軽量化をはかっているのが特徴で,同じく小さいα7Cシリーズと組み合わせて小さく運用したり,ジンバルに乗せての動画撮影などに向いている.

諸元は以下の通り.外寸は最大径68mm,長さ45mmに収まっており,66.6mm x 45mmのSEL2860とほぼ同じサイズだ.この小さい筐体にフォーカスリングに加えてFnボタン,絞りリング,AF-MF切り替えスイッチ,絞りリングのクリック-デクリックスイッチという合計5種のコントロールが詰め込んであって高い操作性が担保されている.

項目
焦点距離40mm
レンズ構成9群9枚
F値2.5-22
絞り羽根7枚円形絞り
最短撮影距離 0.28m(AF時)0.25m(MF時)
最大撮影倍率0.2倍(AF時)0.23倍(MF時)
フィルター径49mm
手ブレ補正– (ボディ側対応)
フードタイプキャップタイプ
外形寸法 最大径x長さ68mm x 45mm
質量173g
コントロールFnボタン
絞りリング
AF-MF切り替えスイッチ
絞りリングのクリック-デクリックスイッチ

製品ページはこちら.

35mmや50mmの単焦点レンズは数多く存在するが,40mmというのは多少珍しい画角だ.Sony Eマウントだと選択肢は以下の3本しか存在しない.

  • SEL40F25G
  • Carl Zeiss Batis 2/40 CF(40mm F2)
  • Voigtlander NOKTON 40mm F1.2 Aspherical(40mm F1.2 マニュアルフォーカスレンズ)

SEL40F25Gの特徴はF値が暗い代わりに小型軽量なことで,そこを価値とみるかどうかで評価が変わるだろう.SEL50F25Gも考えたのだが,50mmの単焦点レンズは別でもっと明るいもの(SEL50F14GM)を買ったのでわざわざ同じ焦点距離で揃えなくても良いかと思いSEL40F25Gを選択した.F2.5という値はF2.8のズームレンズより1/3段明るい絶妙なラインで,多くの用途では十分ではないかと思う.

開封

いつも通りSonyストアで購入した.ちょうどキャッシュバックキャンペーン中で1万円引きで購入できた.とはいえ,値上げする数年前まではもっと全然安いレンズだったので,当時買っておけばよかったと後悔(笑.パッケージはいつもの黒とオレンジのSonyスタイルだが,かなり小さい.

同梱品は

  • レンズ本体
  • レンズフード(ALC-SH166)
  • レンズフロントキャップ(ALC-F49S)
  • レンズリアキャップ(ALC-R1EM)

の4点.Gレンズにしては珍しくレンズケースは付属しない.レンズフードはすでにレンズ本体に装着された状態だった.

レンズ本体はGレンズにしては珍しくアルミ製で質感が非常によい.小さい筐体にFnボタン,絞りリング,AF-MF切り替えスイッチ,絞りリングのクリック-デクリックスイッチが搭載されており,かなりメカメカしくて個人的に好みだ.SigmaのIシリーズと似たようなコンセプトを感じる.

地味に焦点距離の「40」と機種名「FE 2.5/40G」は刻印になっている.芸が細かい.

画像では伝わりにくいが,一部刻印になっている

いずれのコントロールも本体サイズに合わせてかなり小型に,かつ詰め込まれて作られているので,他のG/GMレンズのような快適な操作感を期待してはいけない.絞りリングは非常に細いし,スイッチ類はレンズの円周方向に配置されているため慣れるまで操作が大変だ.一方で緩いフォーカスリングが多いSonyにしてはフォーカスリングが硬めで個人的には好みのトルクだった.

レンズフードはキャップタイプで,本体の小ささを殺さないデザインになっている.レンズフードまで金属製という所にこだわりを感じる.フードにも49mmのフィルタースレッドがあるので,フードの上からレンズキャップやレンズプロテクタなどを装着できる.とはいえ前玉は小さく,傷や汚れはつきにくいだろう.

本体を似たサイズ感のズームレンズ,SEL2860(28-60mm F4-5.6)と比較するとサイズ感がほぼ同じことがわかりやすい.ちなみにマウントは違うがNikonのNikkor Z 40mm F/2ともほとんど同じサイズ感だった.

左:SEL2860,右:SEL40F25G

α7iv(やα7C)に装着しても非常にコンパクトに収まっていて,ちょっと大きいコンデジのような感覚で使える.特にα7Cはカメラ本体のコントロール数が少ないので,多機能なSEL40F25Gは相性が良いだろう.

試写

早速何枚か写真をとってきた.このレンズは小さいので気合を入れずとも手軽に持ち出せるのが非常に良い.使った感想としてはかなりシャープに写るレンズという印象だ.

解放F値が2.5と単焦点レンズにしては暗いので,やはり室内や夜はより明るいレンズが欲しくなる場面が多いと感じた.ただ私のよく利用しているF4のズームレンズに比べると明確に明るいので,例えば荷物を増やしにくい場面でメインのズームレンズに一本加えて持っていく,みたいな使い方が良いかもしれない.断然明るいレンズとしてSEL50F14GM(50mm F/1.4)も同時に購入しているので,夜景などではそちらを使っていきたいと思う.

感想

前々からほしかったSEL40F25Gを購入した.このレンズはF値を犠牲にして画質を維持しながら小型軽量化を図った面白いコンセプトのレンズで,実際に使ってみるとその小さい筐体から繰り出される切れ味ある写りに驚いた.絞りリングを始めとしたコントロールも豊富なので使い勝手もよく,結局大きく重いレンズよりもこういう機動力のあるレンズのほうが持ち出す機会が増えそうな予感がしている.

数年前からの値上げでずいぶん価格が高くなってしまったが,購入してよかったと思う.

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