α7C用にSDカードとカードリーダーを購入

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α7Cでは,今までNikonのコンデジ(S9900)で使っていたSDカードを流用していたのだが,使うたびに入れ替えるのが面倒くさいのと,読み書きの速度も遅いことが気になっていたので新調することにした.ついでに小さいSDカードリーダーとUSBハブも購入したので合わせて紹介する.

SDカード:Sandisk Extreme Pro

SDカードはSandiskのExtreme Proを購入した.容量はこれくらいあれば良いかと128GBを選択した.一回撮影した画像をPCに転送したらSDカードは都度フォーマットするので正直そこまで容量は要らない.家電量販店だとすごく高いのだがAmazonで並行輸入品が安く売っていて助かった.同梱品はカード本体とSDカードケースだ.

今まで利用していたTranscend製のSDカードとの比較.これは何年前の製品かもわからないほど古い.

ちなみにSDカードを選ぶ時にスペックの見方がわからなかったので軽く備忘録的に残しておく.SDカードの読み書き速度を表す規格は歴史上の経緯で複数ある.今回自分が購入するときにチェックしたのは以下の4つの規格だ.

  • 最低速度保証
    • スピードクラス
    • UHSスピードクラス
    • ビデオスピードクラス
  • 理論上の最大転送速度
    • UHS規格対応

今回購入したExtreme Proは「スピードクラス10」,「UHSスピードクラス1」,「ビデオスピードクラス30」,「UHS規格対応1」 だった.どういう意味か順に紹介しよう.まず最低速度保証に関しては,一番古い規格がスピードクラス,最も新しいのがビデオスピードクラスであり,新しくなるにつれて最低速度が上がってきている.

以下に種類をまとめるが,スピードクラスは古すぎて最近は最高規格のC10しかほぼ見かけないだろう.次にUHSスピードクラスはU1が10MB/s,U3が30MB/sを保証する.最後に最新のビデオスピードクラスだが,4K動画を撮るなら最低でもV30が欲しく,ビットレートの高い4K/8K動画が撮りたければV90を選ぶと良い.こうしてみると,今回購入したカードは割と低速な部類に入ることがわかりやすいだろう.ただタフな使い方をしなければこの程度で十分である.

規格名ロゴの形種類(数字)最低保証速度主な用途
ビデオスピードクラスV + 数字V6, V30, V906MB/s 〜 90MB/s4K/8K動画撮影
UHSスピードクラスUの中に数字U1, U310MB/s 〜 30MB/sフルHD/4K動画撮影
スピードクラスCの中に数字C2, C4, C6, C102MB/s 〜 10MB/s静止画、一般的な利用

次に最大転送速度に関する規格として「UHS規格」がある.これは規格に応じてSDカードの端子形状が異なり,対応する機器と接続することで転送速度が上昇する仕組みになっている.

規格名最大転送速度(理論値)端子形状(裏面)主な用途・現状
ノーマル / High Speed12.5 MB/s 〜 25 MB/s1列古い規格
UHS-I104 MB/s1列(従来と同じ)現在の主流
UHS-II312 MB/s2列高速連写や、4K/8Kの撮影に利用.
UHS-III624 MB/s2列まだほぼない
SD Express985 MB/s 〜 3940 MB/s2列 または 3列まだほぼない

SandiskのこのカードはUHS-1にもかかわらず170MB/sを謳っている点が特殊だ.SandiskのSDカードリーダーを利用すると最大で170MB/sが出るという触れ込みで,その点について後ほど検証する.

パッケージの左下に小さく注釈が書いてある

SDカードリーダー:Sandisk SDDR-C531-GNANN

ということで高速転送に対応するSDカードリーダ,SDDR-C531-GNANNも購入した.こちらもSDカードと同じく並行輸入品だ.国内正規品はSDDR-C531-JNANNという品番だが値段が倍近くする...この製品はUSB-Aポートに直接挿して利用する形で,場所を取らないのが良い.

一点注意点として,SDカードを入れるために横に広い形になっており,利用するUSB-Aポートによっては隣のポートと干渉するかもしれない.

この点,さっきのankerのハブなら縦に入るので太さが気になりません.

さて,このカードリーダーで本当に170MB/s出るのかどうか検証してみた.iMac2019に接続し,Blackmagic Disk Speed Testというアプリを利用して測定した.

まずは今まで利用していたTranscend製の古いカード.公称通り90MB/s出ていて素晴らしい.

Transcend製カードでの計測.

次に新しく購入したSandisk製のSDカードをSDカードリーダ経由で測定したところ,ほぼ公称(170MB/s)に近い154MB/s出ていることがわかった.さらに注目すべきことにTranscend製のカードは書き込みが20MB/sなのに対してこのカードは100MB/sでており,ほぼ書き込み速度が5倍になっている.時代の進歩は素晴らしい.

Sandisk製カードとSDカードリーダの組み合わせはほぼ公称通りの速度が出る.

一方で,このSandisk製カードを,iMacのSDカードスロットに直接挿して計測するとガクンと速度が落ちたので,やはりこのカードのポテンシャルを引き出すにはSandisk製のSDカードリーダを利用するのが良さそうだ.

Sandisk製SDカードと,iMacのSDカードスロットの組み合わせ.

USBハブ:Anker USB 3.0 高速4ポートハブ(A7507011)

SDカードリーダーを刺すためにUSBハブも購入した.Anker製のUSB-Aの4ポートハブ,普通の製品だ.

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右下のロゴは少し主張が強いのと,ケーブルは一体型(個人的には耐久性の面や利便性からケーブルを外せる方が好み)になっているデメリットはあるものの,本体がアルミ製で質感は非常に良い.

PCに接続すると,緑色のLEDランプが点灯する.

この製品の良い所はポートの穴が縦に空いていることで,先ほどのように幅の広いSDカードリーダーを挿しても隣のポートと干渉することがない.

まとめ

SDカードを新調し,関連してSDカードリーダ,USB-Aポートも購入した.実際にα7Cで使ってみた感想としては,カードの書き込み速度が劇的に上がったおかげで写真を撮ってからSDカードに保存するまでがめちゃくちゃ早くなったなという印象だ.今まで使っていたカードだと下手すると1秒近く保存に時間がかかっていたが,それが改善されたのでよかった.

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